オリックス福田周平内野手が1軍再昇格即スタメン起用に応える活躍で、チームを約1カ月ぶりの連勝に導いた。

同点で迎えた4回1死二塁。東が投じた内角直球をコンパクトなスイングで振り抜いた。「(体が)開かずにいい形でインパクトすることができた」と右翼線へ抜ける決勝の適時二塁打を振り返った。2安打1打点で3得点全てに絡んだ。2年目の若き主将はプロ初のお立ち台で「この日に照準をしぼってファームでやってきた。いい形でチームに貢献できてよかった」と喜んだ。

打撃不振で5月27日に出場選手登録を抹消されたが、最短10日間の抹消期間で1軍に戻ってきた。2軍にいる間は全試合を自宅のテレビでチェックした。「この選手落ち込んでるなとか、そういう風な目線で見られた。ネガティブな心があれば表情にも出てくる。やっぱり生きた顔でやっていきたいと思いました」。主将として態度とプレーでチームをもり立てた。

チームを7カードぶりの勝ち越しに導いた主将の活躍に指揮官は、「気持ち的なところを切り替える意味でファームにいってもらった。ヒット2本は大きい。いい働きをしてくれました」とたたえた。福田は「僕の一番の仕事はホームベースを踏むこと。これからもたくさん打って、たくさん踏んでいきたい」。チームに頼もしい主将が帰ってきた。【古財稜明】