左肩痛から復帰したソフトバンク和田毅投手の2度目先発は5回1/3、4失点で敗戦投手となった。

1点を先制してもらった直後の4回、阪神梅野に高めツーシームを左翼席中段まで運ばれる特大逆転6号2ランを食らった。6回1死二、三塁から、またも梅野に左前2点打を許しKO。「粘らなければいけないイニング、打者、カウントで粘ることができなかった。チームに申し訳ない」と肩を落とした。

この日の敗戦で交流戦首位から陥落し、パ・リーグ3位に転落した。工藤監督は「粘り強く投げていた。4回くらいからリズム、制球もよくなっていた。(6回に再び梅野と)勝負させてしまった。僕のミス」と話し、107球で6回途中まで投げた和田を評価した。中6日なら次回は19日ヤクルト戦。早大時代に輝いたマウンドで、チームの勝利はもちろん、今度こそ2年ぶりの白星をつかみ取る。