東農大北海道オホーツク(北海道学生)が、城西国際大(千葉県)を7回コールドで下し、北海道勢では17年の東海大北海道以来2年ぶり、同大としては初の4強進出を決めた。

同点の5回1死二、三塁で2番新宅優悟(4年=飛龍)が勝ち越しの右前適時打を放つと、続く3番ブランドン大河(3年=石川)の左越え3ランで、突き放した。

決勝打の新宅は2回戦まで8打数無安打。この日は3安打2打点と気を吐き「安打より、絶対に塁に出るんだという思いで臨んだ。大学の歴史を塗り替えられて、うれしい」と喜んだ。

2回戦で4打数無安打だったブランドンは「打席に立つ前に、先輩から“表情が硬い”と言われ、リラックスして打席に入れた。変化球を狙っていたが、いいところに真っすぐがきたので思い切って振り抜いた」と話した。