日本ハム大田泰示外野手(29)が、先輩菅野から貴重な先制打を放った。

1回無死一塁、カウント2-2と追い込まれてから、抜け気味になった132キロスライダーをはじき返し、中堅フェンス直撃となる適時二塁打。二塁ベース上で手をたたき、ベンチに向かって左腕で大きくガッツポーズをとった。

東海大相模の1年先輩にあたる菅野とは、古巣巨人時代にもオフの自主トレをともにするなど、親交が深い。「いいピッチャーなので、どんなボールが来ても何とか食らいついていこうという気持ちでした。うまく打てましたし、大事な先制点を取ることができて良かったです」と話した。