得意の地方球場でパ・リーグ首位を迎え撃つ。18日楽天戦(倉敷)に先発予定の阪神ランディ・メッセンジャー投手(37)が17日、甲子園で行われた投手指名練習に参加した。

キャッチボールやショートダッシュなどで汗を流して調整を行った。

前回登板の11日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)は、9回4安打2失点と好投も勝ち負けは付かなかった。4勝目に向けて、舞台は万全だ。

交流戦でもセ・リーグに勝ち越すパ・リーグの首位楽天と初戦を戦う球場は、地方倉敷。メッセンジャーは地方球場と好相性で、通算8戦7勝。地方の鬼と化す右腕は、倉敷でも17年から2年連続で白星を挙げている。同球場については「本当に日本の球場という感じがする」と印象を話した。好データが後押しする倉敷での先発に「良い形で勝っているというのはあるが、球場どうこうより、今は勝つことが大事。それを目指していきたい」と力を込めた。