高校野球を沸かせたビッグ4が再競演だ!昨年、夏の甲子園で大注目を集めた中日根尾昂内野手、ロッテ藤原恭大外野手、日本ハム吉田輝星投手、広島小園海斗内野手らが選出された。

小園は吉田輝から本塁打を放つなど2安打1打点でMVPを獲得。ビッグ4の1日を写真で振り返る。

◆スコア速報

◆フレッシュ球宴の写真ライブ速報


【日本ハム吉田輝=イースタン選抜の先発】

1回1失点、被安打2。小園に先頭打者弾を被弾も、根尾からは三振奪取

▽コメント「(小園に先頭打者本塁打は)2球目に高めで空振りを取っていけると思ったんですが、最後は打たれてしまいました。(今日は)全部ストレートでいきました。(根尾は)ストレートでしっかり抑えて小園みたいに最後打たれることなく、自分の球で決めることができた。復帰登板でもあったんですけど、思ったよりいいボールが投げられた。楽しめたと思います」

全イ対全ウ 第1球投球前、マウンドでにそっと手を触れる全イの日本ハム吉田輝(撮影・足立雅史)
全イ対全ウ 第1球投球前、マウンドでにそっと手を触れる全イの日本ハム吉田輝(撮影・足立雅史)
全イ対全ウ 全イ先発の日本ハム吉田輝(撮影・足立雅史)
全イ対全ウ 全イ先発の日本ハム吉田輝(撮影・足立雅史)
全イ対全ウ 1回表全ウ2死三塁、ソフトバンク・増田を中飛に仕留めた日本ハム・吉田輝は照れ笑いする。捕手石原(撮影・浅見桂子)
全イ対全ウ 1回表全ウ2死三塁、ソフトバンク・増田を中飛に仕留めた日本ハム・吉田輝は照れ笑いする。捕手石原(撮影・浅見桂子)
全イ対全ウ 7回裏全イの攻撃で楽天のヘルメットをかぶり三塁コーチャーに就く日本ハム・吉田輝(撮影・浅見桂子)
全イ対全ウ 7回裏全イの攻撃で楽天のヘルメットをかぶり三塁コーチャーに就く日本ハム・吉田輝(撮影・浅見桂子)

◆吉田輝星(よしだ・こうせい)2001年(平13)1月12日、秋田県潟上市生まれ。小3から天王ヴィクトリーズで野球を始める。金足農では1年夏からベンチ入り。3年夏は秋田大会から甲子園準決勝まで10試合連続完投勝ち。決勝では大阪桐蔭に敗れた。大会通算62奪三振は歴代6位。U18アジア選手権日本代表。今季推定年俸1000万円。175センチ、84キロ。右投げ右打ち。背番号18。

1軍成績=登板2、1勝1敗、6奪三振、防御率6・75

2軍成績=登板9、0勝3敗、22奪三振、防御率4・15


【中日根尾=ウエスタン選抜の3番遊撃】

第1打席は吉田輝の前に3球三振。全球直球勝負に笑顔。第2打席は中飛。第3打席も中飛。第4打席は空三振

▽コメント「観客の皆さんも盛り上がっていて楽しませてもらいました。(吉田輝との対戦は)最後はボール球に手を出してしまって、捉えきれなかったんで悔しいです。(小園の本塁打は)ベンチで見てて『初球フルスイングしてくるわ』と言っていたのでさすがだなと思います。新鮮な雰囲気というか高校の時に同じチームでやっていた選手とか高校の時に対戦した選手とこういう形で対戦できるのも非常に勉強になりますし、1軍で出られている中川さんでしたり、先輩の方が見られるので勉強したいです。(今後は)しっかり出場したときに結果を残せるようになんとか準備したいと思います」

「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 1回表全ウ1死、空振り三振に倒れる中日根尾(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 1回表全ウ1死、空振り三振に倒れる中日根尾(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 3回表全ウ無死、鋭い当たりも中飛に終わる中日根尾(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 3回表全ウ無死、鋭い当たりも中飛に終わる中日根尾(撮影・清水貴仁)
全イ対全ウ 5回表全ウ2死二塁、中飛に倒れる中日根尾。全イ投手西武松本(撮影・垰建太)
全イ対全ウ 5回表全ウ2死二塁、中飛に倒れる中日根尾。全イ投手西武松本(撮影・垰建太)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 7回表全ウ2死、空振り三振に倒れる中日根尾(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 7回表全ウ2死、空振り三振に倒れる中日根尾(撮影・清水貴仁)
全イ対全ウ 9回裏全イ無死、ロッテ藤原の打球を遊撃手中日根尾が素早く処理も内野安打となる(撮影・清水貴仁)
全イ対全ウ 9回裏全イ無死、ロッテ藤原の打球を遊撃手中日根尾が素早く処理も内野安打となる(撮影・清水貴仁)

◆根尾昂(ねお・あきら)2000年(平12)4月19日生まれ、岐阜県出身。小2から古川西クラブで野球を始め、古川中では飛騨高山ボーイズに所属。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入り。50メートル6秒1、遠投115メートル。3歳から始めたスキーでは、中学2年時にアルペンスキー回転で日本一となり、世界大会にも出場した。18年ドラフト1位指名では4球団競合の末、中日に入団した。177センチ、80キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸1500万円。背番号7。

1軍成績=出場なし

2軍成績=打率.181、42安打、1本塁打、15打点、6盗塁、79三振


【ロッテ藤原=イースタン選抜の1番中堅】

第1打席は中日梅津の前に三振。第2打席も三振。第3打席は中飛。第4打席は遊内野安打。二盗、三盗を決め得点も

▽コメント(3打席目は気合が入っていた)「打ってやろうという気持ちで入っていました。いつもと違う雰囲気の中でやらしてもらっているのでまたいい経験をさせてもらっています。(根尾の打球捕球は)なかなかないことなので、新鮮だなと思います」

「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 1回裏全イ無死、空振り三振に倒れるロッテ藤原(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 1回裏全イ無死、空振り三振に倒れるロッテ藤原(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 3回表全ウ無死、中日根尾昂の打球を捕る中堅手ロッテ藤原(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 3回表全ウ無死、中日根尾昂の打球を捕る中堅手ロッテ藤原(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 3回裏全イ2死三塁、空振り三振に倒れるロッテ藤原(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 3回裏全イ2死三塁、空振り三振に倒れるロッテ藤原(撮影・清水貴仁)
全イ対全ウ 6回裏全イ1死二塁、中飛に倒れるロッテ藤原(撮影・足立雅史)
全イ対全ウ 6回裏全イ1死二塁、中飛に倒れるロッテ藤原(撮影・足立雅史)
全イ対全ウ 6回表全イ1死二塁、中飛に倒れたロッテ藤原(右)は引き揚げる途中広島小園(手前)と笑顔で言葉を交わす(撮影・垰建太)
全イ対全ウ 6回表全イ1死二塁、中飛に倒れたロッテ藤原(右)は引き揚げる途中広島小園(手前)と笑顔で言葉を交わす(撮影・垰建太)
全イ対全ウ 9回裏全イ無死一塁、ロッテ藤原(右)が二塁盗塁成功し、笑顔で何やら話しかける中日・根尾昴(撮影・浅見桂子)
全イ対全ウ 9回裏全イ無死一塁、ロッテ藤原(右)が二塁盗塁成功し、笑顔で何やら話しかける中日・根尾昴(撮影・浅見桂子)
全イ対全ウ 9回裏全イ無死二塁、ロッテ藤原(左)が三塁盗塁成功し、三塁手の広島・小園は笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)
全イ対全ウ 9回裏全イ無死二塁、ロッテ藤原(左)が三塁盗塁成功し、三塁手の広島・小園は笑顔を見せる(撮影・浅見桂子)

◆藤原恭大(ふじわら・きょうた)2000年(平12)5月6日、大阪府生まれ。小6でオリックスジュニアに所属。枚方ボーイズでは全国V。大阪桐蔭で甲子園に4度出場し、甲子園通算5本塁打は森友哉に並ぶ左打者最多。昨夏アジア選手権は18打数8安打(打率4割4分4厘)でベストナイン。18年ドラフト1位でロッテ入団。181センチ、78キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸1500万円。背番号2。

1軍成績=打率.105、2安打、0本塁打、2打点、0盗塁、6三振

2軍成績=打率.229、安打44、本塁打3、打点14、盗塁6、54三振


【広島小園=ウエスタン選抜の1番三塁】

第1打席は吉田輝から先頭打者本塁打。第2打席はDeNA中川から右安打。第3打席は捕邪飛。第4打席は空三振。第5打席は二ゴロ

▽コメント(吉田輝から先頭打者本塁打)「絶対に打ってやると思っていました。(直球勝負だと)思っていました。良かったです。もう1本打てるように頑張ります」

「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 1回表全ウ無死、右越えの先頭打者本塁打を放つ広島小園海斗(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 1回表全ウ無死、右越えの先頭打者本塁打を放つ広島小園海斗(撮影・清水貴仁)
全イ対全ウ 1回表全ウ無死、先頭の広島小園は先制の右越えソロ本塁打を放つ。全イ投手日本ハム吉田輝(撮影・垰建太)
全イ対全ウ 1回表全ウ無死、先頭の広島小園は先制の右越えソロ本塁打を放つ。全イ投手日本ハム吉田輝(撮影・垰建太)
全イ対全ウ 1回表全ウ無死、右越えソロ本塁打を放った広島小園(右)を笑顔で出迎える中日根尾(撮影・垰建太)
全イ対全ウ 1回表全ウ無死、右越えソロ本塁打を放った広島小園(右)を笑顔で出迎える中日根尾(撮影・垰建太)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 1回表全ウ無死、右越えの先頭打者本塁打を放つ広島小園(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 1回表全ウ無死、右越えの先頭打者本塁打を放つ広島小園(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 2回表全ウ2死一塁、右前打を放つ広島小園(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 2回表全ウ2死一塁、右前打を放つ広島小園(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 7回表全ウ無死、空振り三振に倒れる小園(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 7回表全ウ無死、空振り三振に倒れる小園(撮影・清水貴仁)

◆小園海斗(こぞの・かいと)2000年(平12)6月7日、兵庫県生まれ。小学1年から宝塚リトルで野球を始め、光ガ丘中では枚方ボーイズに所属し、チームメートだったロッテ藤原と全国Vを経験。報徳学園では2年春にセンバツ4強、3年時の夏の甲子園8強。甲子園通算7試合で30打数13安打(打率4割3分3厘)1本塁打、5打点。17、18年にU18日本代表。昨秋ドラフトでは4球団が1位指名で競合し、広島が獲得。2軍では47試合に出場し、打率1割8分9厘、4本塁打、14打点。178センチ、84キロ。遠投110メートル、50メートル走5秒8。右投げ左打ち。今季推定年俸800万円。背番号51。

1軍成績=打率.231、3安打、0本塁打、0打点、0盗塁、5三振

2軍成績=打率.210、44安打、6本塁打、22打点、8盗塁、42三振


【試合前の様子】

フレッシュオールスター 試合を前に取材に応じるビッグ4、左から藤原恭大、吉田輝星、根尾昂、小園海斗(撮影・清水貴仁)
フレッシュオールスター 試合を前に取材に応じるビッグ4、左から藤原恭大、吉田輝星、根尾昂、小園海斗(撮影・清水貴仁)
外野で話す吉田輝星(左)、小園海斗(中央)、根尾昂(撮影・清水貴仁)
外野で話す吉田輝星(左)、小園海斗(中央)、根尾昂(撮影・清水貴仁)
フレッシュオールスター 話をする藤原恭大(左)と吉田輝星(撮影・清水貴仁)
フレッシュオールスター 話をする藤原恭大(左)と吉田輝星(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 両軍スタメン(撮影・清水貴仁)
「フレッシュオールスターゲーム2019」 全イ対全ウ 両軍スタメン(撮影・清水貴仁)