広島が接戦を制して2連勝を決め、DeNAを抜いて2位に浮上した。鈴木誠也外野手(25)が25号2ランを含む3安打3打点の活躍で勢いをつけ、安部友裕内野手(30)が同点の8回、決勝の7号ソロを放った。8回の1イニングを無失点に抑えた遠藤淳志投手(20)がプロ初勝利を挙げた。緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。

-楽には勝てない

緒方監督 最後、ザキ(中崎)が本当にギリギリのところで粘ってくれた。最後は、マツダ(スタジアム)の力でしょう。すごい声援がパワーになったし、声援で相手の選手を圧倒してくれたんじゃないか。ベンチで感じるものがあった。今日も誠也があそこで2ランを打ってくれて、打線も「いける」という感じになった。安部もよく打ってくれた。

-遠藤が初勝利

緒方監督 初勝利って聞いてちょっとびっくりした。これだけ貢献してくれていたから。えっ、そうなのって感じ。

-野村を4回で交代

緒方監督 今日はちょっと苦労していた。真っすぐのキレはよかったけど、カットボールにしてもチェンジアップにしても抜けが悪いなという感じで。追いついたあと、ああいうふうに(点を)取られる流れになってしまったから。また切り替えて、次の登板でがんばってくれればいい。

-ストッパー中崎は

緒方監督 流動的。経験ある投手なんであそこを任せているけど、また、フランスアとかあそこらへんが帰ってくればね。また、遠藤も…。今日はちょっと抜け球が多かったけど、彼にはそういうポジションのところで投げてもらおうと思うし…。9回はないよ、まだ。後ろのところでは考えているし、そのへんは流動的にやりたいと思います。