巨人はDeNA戦5連敗を喫し、マジック点灯が2試合連続で持ち越しとなった。

先発桜井俊貴投手が1回2死から連続四球後に先制3ランを浴びるなど、3回5失点で降板。原監督は「フォアボール、フォアボール、ホームランじゃフォローのしようがない」と言った。持ち味の直球は140キロ台前半が続き、本来の球威はなかった。「変化球ピッチャーになろうとしているんじゃないかと思わせるようなね。150キロ近い真っすぐがあったけど、少し違う方に行こうとしてるのかな」と指摘。「その辺はちょっと聞きたいね」と続けた。

打線は昨季5敗を喫した天敵の東に、8回まで4安打に封じられ、今季最短の2時間25分で敗戦。ソトには今季7本目の本塁打を許し、指揮官は「恥ずかしいね。プロとしてね」と対策を求めた。これで対DeNAは8勝9敗。24日も引き分け以上でマジックが点灯するが、対広島の7勝12敗1分けに続き、上位2チームに黒星が先行する状況になった。

▽巨人桜井(先発転向後、最短の3回KO)「序盤にゲームを壊して、申し訳ないです。リリーフ時の攻めていく気持ちを見つめ直していかないと」