広島会沢翼捕手(31)が2年連続3度目の2桁本塁打を記録した。広島捕手で3度目は最多。

1点を先制した直後の3回2死一塁。DeNA先発京山の初球だった。緩いカーブを引き付けて捉えた打球は左翼席に一直線。「(先制打の)松山さんがいい流れを作ってくれたので、その流れに乗って積極的に思い切っていきました。いい追加点になりましたね」。5番に打順を上げた「打てる捕手」が貴重な追加点をたたき出した。

過去に広島捕手でシーズン2桁本塁打を記録した選手は、門前真佐人(53年12本)、水沼四郎(76年11本)、石原慶幸(09年10本)。門前真佐人は大洋(現DeNA)時代の50年にもシーズン2桁25本塁打を記録している。