広島球団は3日、サビエル・バティスタ外野手(27)にアンチ・ドーピング規定違反で6カ月の出場停止処分を下されたことについて「日本野球機構、ならびにファンの皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけいたしましたことに、深くおわび申し上げます」と謝罪の意を表した。

球団はバティスタに対し、8月17日に出場選手登録を抹消した上で謹慎処分を科した。バティスタが摂取していた2種類の海外製サプリメントについては、禁止薬物が含まれているかを調査。1種類は禁止薬物が含まれていないことを確認したが、残る1種類は、すでに消費されており検査に至らなかったという。

バティスタは球団を通し「今回禁止物質の陽性反応がありましたが、意図的に摂取していないことをお伝えしたいです。どうか皆様、私を信じてください」と話した。さらに「私は禁止物質が自分の成績を上げる助けにはならないと考えているため、今までにステロイドや、成績を上げるために使用されるようなその他の薬品を使用したことは1度もありません」と説明した。

バティスタの今後の契約は未定。