巨人は9回に1点差に迫る粘りを見せたが3連敗。DeNA戦も雷雨中止となり、マジック再点灯はならなかった。

今季4本塁打を浴びていた中日福田に対し、1回1死二塁から先発メルセデスが、1ボールから真ん中に133キロのツーシームを投げ込んだ。先制2ランを許し、原辰徳監督は「一番マークしているバッターにファーストストライクをホームラン打たれているようでは、注意しているとは到底思えないね」と言った。3回途中2失点で降板を告げ、2軍降格を決めた。

打線は先発梅津に対して5回まで1点どまり。坂本勇は1回に続き、5回2死二、三塁のチャンスで3球三振に倒れた。チーム本塁打、得点はいずれもセ・リーグ1位だが、8月の月間チーム打率は12球団ワーストの2割2分9厘。9月に入ってから2連敗で、指揮官は「明日頑張ります」と立て直しを期してバスで前橋に向かった。