巨人阿部慎之助捕手(40)が盗塁を許したDeNA神里にも愛情たっぷりの“ムチ”を入れた。

相手チームで中大の後輩が、1回1死一塁から二盗を決められ「大学の後輩の神里が抜群のスタートを切った。こういう子たちが、ゆとり世代かな」と笑いを誘った。同じく中大後輩の沢村にはマウンドで“ポカリ未遂”でとどめ「どこの社会も全体的にパワハラが問題視されている。世間がこうなったらできない。最後はたたかずに終わった」と、ここでも笑いを誘った。

むろん、阿部本人も体を張ってファンを楽しませた。捕手でスタメン出場し、先発マシソンの153キロをファウルチップしたソトの打球を顔面付近で食らい「運命かなと思った。しっかりとファウルチップを食らって。でも、大事には至らなくて良かった」と最後も笑い飛ばした。

▽DeNA神里(スタメンマスクをかぶった中大の先輩・阿部から二盗)「阿部さんが一塁の守備に変わられた時に『完璧なスタートを切ってんじゃねーよ』と言われて(笑い)。本当に偉大な先輩です」