ソフトバンクは1日、育成の張本優大捕手(28)に来季の契約を結ばないことを、ヤフオクドーム内の球団事務所で通告した。

佛教大から13年育成4位で入団した張本は16年7月に支配下登録されたが、今季は再び育成契約し背番号「131」でプレーした。

2軍での出場はわずか2試合、1打席で無安打。主戦は3軍で、75試合に出場。打率2割3分1厘、1本塁打、21打点だった。

張本は「現役は今季いっぱいでとは思っている」とトライアウト受験も考えているが、基本的には現役引退し、ソフトバンクにスタッフとして残る道を選択しそうだ。

3軍だった今季は「18歳~20歳の若い選手たちとできた。将来、指導者になりたいと思っているので」と、将来の夢への大きな経験ができた1年だったと振り返った。