ヤクルトもソフトバンク福田秀平外野手の獲得に乗り出す構えだ。この日のFA権行使表明を受け、伊東編成部長が「(11月)2日の正式な公示後に、行動します」と交渉に臨むことを示唆した。

今季の外野陣で主にスタメンを務めたのは青木、バレンティン、雄平。いずれも35歳以上で、年齢層の高さが課題に挙げられていた。山崎、塩見、中山ら若手の台頭もあるが、若返りは必須となっている。福田を獲得し、中堅で起用できれば、青木を左翼に回すオプションも可能。今季で1年契約が切れるバレンティンの去就も未定となっている。伊東編成部長は「総合的に打つ、守る、走るが非常に高いレベルだと思う」と福田を評価。高津監督の元、リーグ最下位からの巻き返しを図る来季へ、補強を進める。