広島が29日、来季のコーチングスタッフを発表した。佐々岡真司新監督(52)の下、横山竜士新投手コーチ(43)が加わったほか、倉義和バッテリーコーチ(44)と朝山東洋打撃コーチ(43)が2軍、沢崎俊和投手コーチ(45)が3軍からそれぞれから昇格となった。

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朝山打撃コーチが指導歴16年目の来季、初めて1軍担当となる。会沢や丸(巨人)、鈴木らを育てた技術指導には定評がある。「コミュニケーションが一番大事になる。思っていることは素直にぶつけて。スタッフ同士も、選手とも。意思疎通が大事」。1軍では結果を求められるが「アウトのなり方が大事。“生きて死ねるか”。1つでも(走者を)先に進める。あっさりした打席を減らすということは全員に当てはまる」と考えを明かす。若手中心の秋季キャンプでは技術向上、戦力の底上げを目指す。