広島ドラフト1位の明大・森下暢仁投手(22)が7日、都内のホテルで入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円で仮契約を結んだ。プロ入りへ向け、現在は肉体改造中の大学NO・1即戦力右腕。1年目の目標について「開幕ローテーションに入れるように頑張りたい」と力強く宣言した。

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-仮契約を終えて

森下 これからプロの世界にいくためにいろいろ話を聞かせていただいた中で、これからが本当に大事になってくると思いました。

-契約金について

森下 とてもいい評価をしていただいた。支えてくれた方々にしっかり恩返しをしようと思っています。

-カープの一員になる

森下 楽しみにしていますし、早くチームにとけ込めたらと思います。

-明大の先輩野村と1度電話で話をした

森下 「しっかりと取り組んできた方がいいよ」と言われました。

-どんなトレーニングをしているか

森下 走り込んだり、ウエートトレーニングを徐々に始めている。今までは体幹とか、バランスボールを使ってやっていた。重りを増やして、回数を週2回から4回に増やしました。背筋やスクワット、体幹トレーニングをやっています。

-なぜ肉体改造を

森下 このままじゃダメだと思った。体力的にも、大学と違って今まで以上に力もいる。1年間もたないといろんな人に言われましたし、そこが足りないことだと思っているので。

-1月の新人自主トレまでのトレーニング目標は

森下 動けないとキャンプ入ってからもついていけない。体重が今76キロなので、80キロくらいまで2カ月で増やせたら。食事は5、6回は取っています。

-タイトル目標は

森下 野村さんも(新人王を)とっている。やっぱり新人らしくそういうのはいけるところまでいきたい。この1年間を大事に取り組みたい思いが強いです。

-長いイニングを投げる意識は

森下 自分が任された場所でしっかり結果を残せたらいいと思います。

-先発完投型か

森下 ゲームを作るのが先発の仕事。完投にこだわるよりは自分がいけるところまでいけるのがいいと思っています。

-アピールポイントは

森下 先発はフィールディングだったり、投球以外のところも評価してもらわないといけない。投球以外をこなして、ゲームを作ることが大事だと思う。

-セ・リーグでは打席にも立つ

森下 プロ野球はすごい投手がたくさんいる。チャンスがあれば自分でも打ちたい。しっかり送りバントできるようにしたい。

-背番号18をつける可能性がある

森下 重みしかないです。野村さん、大瀬良さんとかすごい投手がいる中で評価してくださっているのはうれしい。それだけのことをやらないといけない。もっと頑張ります。

-佐々岡監督はプロ1年目に2桁勝っている

森下 期待に応えられるのが一番。本当に頑張りたい。

-エース像とは

森下 「この投手が投げたら大丈夫だ」と思われるのがエースだと思う。そうやって信頼される投手、勝てる投手ですね。

-勝てる投手とは

森下 苦しいことが多い世界だと思う。ゲームをつくって、信頼される投手になりたい。

-前田健太が好きな選手

森下 好きというか理想という感じです。

-1年目の意気込み

森下 1軍でスタートさせてもらって、開幕ローテーションに入れるように頑張りたいと思います。