ロッテが15日、千葉・鴨川秋季キャンプを打ち上げた。今季の反省を持って、各自が個別練習に力を入れた。

井口資仁監督(44)は「限界を超えようという話をして、充実したキャンプを過ごせた。天気も良かったですし、やるべきことは全部やれた」と振り返り「確実にこの2年で力をつけてきている。来年は優勝争いをしなくちゃいけない」と就任3年目を見据えた。

円陣の手締めは、井口監督の指名で二木康太投手(24)が担当した。台風被害のあった鴨川市の協力に感謝を述べ「来年は鴨川市の皆さまに日本一を報告できるように」とあいさつ。「お手を拝借、よーおっ」と、堂々と締めた。

選手会長の鈴木はFA宣言し、同キャンプにも不在だったが「(鈴木)大地さんのような手締めができたと思います…でもロッテの手締めは大地さんじゃないと締まらなかったです。大地さんじゃないと務まらない」とぽつり。リーダーの残留を願っていた。