阪神藤浪晋太郎投手(25)が今季最後の実戦マウンドを終えた。秋季キャンプの紅白戦(6イニング制)で紅組の2番手として3回から登板し、2回を3安打3失点だった。

最初の回は安打、四球に引っかけた暴投でピンチを招き、北條に2点適時打を浴びた。ただ陽川を二ゴロ併殺に打ち取った。

2イニング目は四球に安打、失策も絡んで1失点した。最速は153キロだった。実戦登板は10月のみやざきフェニックス・リーグ以来。

今季、初の白星なしに終わった藤浪は今キャンプでフォームの見直しなどを進めてきた。山本昌臨時コーチの助けも借り、ブルペンでは好感触を得ていた。