ヤクルトは28日、都内で納会を行い約870人が参加した。根岸孝成オーナー(70)は「球団創設50周年の今季は、セ・リーグ6位で終了しましたが、新人王の村上選手を筆頭に若手が活躍した年でした。来季は高津新監督の元、チーム、フロントが一丸となって楽しんでいただける野球、神宮に来てよかったと思ってもらえる試合をします」とあいさつした。

今季の最優秀新人に輝いた村上宗隆内野手(19)は、後援会などの表彰を受けた。「回りの方や、試合に使っていただいた監督、コーチに感謝しています。来季は優勝することだけ考えている。チームに少しでも貢献できるように頑張ります」と話し、大きな拍手を受けた。

コーチ陣も登壇した。2軍を代表してあいさつした畠山和洋打撃コーチ(37)は「1軍で活躍できる、第2の僕にならないような選手を育てたいと思います」と話し、笑いを誘った。高津臣吾新監督(51)は「今年の悔しさ、反省をこの先にどうつなげていくかが大切になります。心に響く感動をお届けするように頑張りたい」と意気込みを語った。