ソフトバンクの新入団選手会見が5日、福岡市内のホテルで行われ、育成ドラフト4位の興南・勝連大稀内野手(18)が天然回答で場内を沸かせた。

ソフトバンクのユニホームに袖を通した感想を聞かれ、それぞれ「プロとしての実感が湧きました」などとこたえる中、勝連は「軽くて動きやすいユニホームだと感じました」と素直にこたえて周囲を笑わせた。「頭が真っ白になって…第一印象ということだったので、ウソはつかない方がいいと思いました」と頭をかきながら振り返った。

遊撃を守り、守備力をアピールポイントに掲げる。「破天荒さはあまりないですが、正確にスローイングまで動作するのが自分の特徴。プロでも磨いていきたい」と意気込んだ。

▽育成1位石塚 日本一のチームに入団できてうれしい。憧れの選手は甲斐さんと(元ホークスの)城島さん。肩と打撃に定評のある選手。覚悟を持ってやっていきたい。

▽育成2位大関 将来的に、沢村賞を取れる選手になりたい。持ち味は力で押す投球。1年目からチャンスを逃さないように頑張りたい。

▽育成3位伊藤 内川選手のように毎年、すごい打率を残す選手になりたい。目標は首位打者。1日でも早く支配下登録されるように頑張りたい。

▽育成5位舟越 足のスペシャリストからスーパーサブになって目立ちたい。(高校の先輩の)牧原さんを見習って支配下を目指したい。

▽育成6位荒木 松田宣さんのような存在感のある選手になりたい。目標は3冠王。厳しいスタートだが、日々頑張っていきたい。

▽育成7位村上 志を持ってやらないと上には行けない。真っすぐで押せる投手になりたい。