元日本ハム、近鉄の中島輝士氏(57)が、京都先端科学大の監督に就任したことが7日、分かった。

昨年4月に京都学園大から、現校名に変更した同大は、京滋大学野球連盟の1部に所属。昨秋は3位だった。18年春以来の優勝を狙うため、中島氏に白羽の矢が立った。同大の監督を元プロが務めるのは初となる。

中島氏は柳川からプリンスホテル入りし88年ソウル五輪で4番を打ち、銀メダルに貢献。同年ドラフト1位で日本ハムに入団。96年に近鉄に移籍し、10年間プロで活躍した。通算成績は641試合453安打52本塁打。その後は近鉄、日本ハムのコーチを務め、台湾・統一、四国IL・徳島では監督も務めた。17年には韓国ハンファで打撃コーチを行い、その後は佐賀牛の革を使ったグラブを考案し、自社ブランドを立ち上げるなどしていた。