2年目のロッテ藤原恭大外野手(19)が、佐々木朗希投手(18=大船渡)にドラ1エールを送った。

ともにキャンプ1軍スタートが決定。甲子園のスターとしてドラフト1位入団した昨年は、ファンに報道陣に常に囲まれていた。「(周りを)気にするなと言っても難しい。早く慣れていくことが一番。野球に集中できるようにうまく切り替えて。大阪桐蔭も試合は(観客の)目があったけど、練習から注目されることはなかったので難しかった」とキャンプの心得を説いた。

キャンプの振り分けは23日午後にマネジャーから各選手へ電話で通知され、その後正式発表となる。昼すぎ時点で「連絡まだなんですけど、その前にLINEニュースで見ちゃいました」と自身の1軍スタートを報道で知った。「1軍ということで、いい環境でやれる。外野手なので打たないといけない立場。実戦で結果にこだわりたい。一番は打率」。浦和球場の室内練習場で約30分間、黙々とフリー打撃を行い「しっかり準備はしてきたつもりです」とうなずいた。【鎌田良美】