決意の宜野座1号! 阪神高山俊外野手が29日、沖縄・宜野座で先乗り自主トレ組の第1号を放った。

今季初の屋外フリー打撃でまっさきにケージに入ると7球目を右中間芝生席へ。高山は「打つ順番なんで何とも言えないですけど、何でも1番っていうのはいいんじゃないですか」とニヤリ。38スイングで柵越えは3本だったが「久しぶりに外で打つのでコンパクトに打とうと心がけた」と、振り返った。

個別練習に切り替わった午後からもバットを握り続けた。マシン打撃を約15分、低い弾道を意識したロングティーを約200球。「低くて強い打球をこすらず、引っかけず打つことを納得するまでやろうと思った」と妥協はなかった。福留、糸井の実績組に近本、サンズらが争う外野はチーム屈指の激戦区。プロ5年目を迎えた燃える男が、力強い放物線で意気込みを示した。