19年韓国プロ野球(KBO)で113打点を挙げ、打点王に輝いたジェリー・サンズ外野手(32=韓国キウムFA)もボーアに負けず?ジョークをかました。

外野と一塁を守れるが、阪神としては外野手として期待されている。どのポジションで勝負したいか、と問われ「ショートストップ(遊撃手)」と返答。しっかりと笑いを誘った上で「言われればどこでも守るつもり。外野は両翼守れるし、内野だと一塁を守れる。言われたところを守るつもり」と続けた。

調整は順調に進んでいるという右の大砲は、この日の昼食でカツ丼にチャレンジするなど日本文化に早くもとけ込もうとしている。「KBOの経験を生かし、阪神でもチームの勝利に多く貢献できるようにしていきたい。パワーという部分が強みで、外野、内野の間を強く抜く打球が強み」。虎の外野争いが、サンズによって激化する。