開幕ピンチ! 広島は4日、野村祐輔投手(30)が宮崎・日南市内の病院で「右腓腹筋損傷」と診断されたと発表した。2日の坂道ダッシュでふくらはぎを痛め、3日は練習を欠席して検査を受けた。

この日は1軍の天福球場で治療や患部以外の部分のトレーニングを行い、今後は3軍でリハビリに専念する。球団は負傷の程度や復帰めどを明かさなかったが、一般的に完治まで最低2~3週間を要するとされる。

右足を引きずった状態の野村は「なってしまったことはしょうがない。今は治すことに全力を尽くします」と悔しさをにじませた。開幕ローテーションの一角を期待されていただけに、佐々岡監督は「チームとしては痛い。早めに治ってほしい」と心配し、「開幕に合わせるというよりも、まずはしっかり治すということが先です」と話した。