阪神望月惇志投手が13日、シート打撃で好投した。8打者と対戦し、1安打1四球4奪三振。直球は球場表示で最速152キロを計測。

スローカーブも効き、打者を封じたが「バランスよく投げられた。緩急を使いながら。でもフォークやカットボール、直球も精度をもっと上げていかないといけない」と手応えをつかみつつ、表情を引き締めた。矢野監督も勝てる投手への成長を望むだけに「ボールはすごくいい。でも先発で勝とうと思ったら、もう1ランク上を。いい球は増えている」。ただ、中日金子スコアラーが「あの真っすぐと緩いカーブが使えたら(ローテに)入るだけでなく勝てる」と語るなど、007部隊は警戒を強めていた。