左膝関節炎で別メニュー調整を続けていたソフトバンク内川聖一内野手が、フリー打撃を再開した。患部の状態を確認しながらじっくりとバットを振った。フリー打撃後にはオープン戦に同行しなかった松田宣らと特打にも参加して打ち込んだ。「違和感なくやれました。(足の状態は)だいぶましですよ」と振り返った。

今季へ向けて、オフは日本シリーズ終了直後からほぼ無休で体を動かし、気合十分で臨んでいた。だがキャンプ前半に故障離脱。「けがをした時点でマイナス。オフをどう過ごしたとかは関係ない。全部、自分の責任。この先、結果がどうなっていくのかは自分で責任を取るしかない」。出遅れたが、順調なら25日のB組練習試合、社会人JX-ENEOS戦で今季初実戦に出る運びだ。「争うとか、勝負する状況にいなかった」。ここから巻き返しが始まる。