日本ハムは2月29日、新型コロナウイルス対策で選手に対して外出禁止を通達した。

同28日に北海道の鈴木知事が発表した「緊急事態宣言」を受けてのもの。球団職員も業務に支障がない場合は休暇、自宅待機を奨励。

単身の選手らにはオリックスとのオープン戦後に札幌ドームで夕食も用意された。試合前の選手取材も制限するなど可能な限りの対策を打った。

球団公式SNSを通じて、自宅待機を強いられている全国の子どもたちへ向けて「ファイターズとおやくそく」プロジェクトも開始。選手会長の中島卓也内野手(29)が手洗いの大事さを訴え、今後も順次アップしていく。主将の西川遥輝外野手(27)は「外出の自粛は北海道全体でやっている。僕らもしっかりと、やっていかないといけない」と話し、栗山英樹監督(58)も「我々プロ野球は、我慢を示すことも意味があるし、当たり前のようにやらないといけない」とした。