今秋のドラフト候補左腕、関西国際大・武次春哉(たけつぐ・あつや)投手(3年=西脇工)が、阪神ドラフト2位井上に2ランを浴びた。

4回無死二塁、カウント1ボール2ストライクからのチェンジアップを左翼へたたき込まれた。武次は「前の打席(1回)にチェンジアップで空振り三振したので、(井上の)頭にあったと思う。配球ミス。チェンジアップ以外の変化球でいけばよかった」と反省した。

この日は4回4安打4失点。直球が走らず本来の力が発揮できなかった。「プロと試合ができるめったにない機会で、持っている力を出せなかった」と、悔しがった。身長166センチと小柄ながら、貴重な左投手として、プロからリストアップされている。自己最速は147キロと力は十分。この日の経験を春のリーグ戦に生かす。