#開幕を待つファンへ。新型コロナウイルスの影響で開幕延期となったプロ野球。もし予定通りに開幕を迎えていたら、各球団どんな先発ローテだったのか。担当記者が現状と今後のポイントを整理。期待をパンパンに膨らませ、球場で声をからす日を迎えたい!

開幕投手に内定している美馬がコンディション不良で1度、オープン戦での先発を飛ばした。その後に延期が決定し、本来は開幕前最後の登板になるはずだった13日中日戦は2イニングのみ。じっくり作り上げる時間ができた。

石川、西野の両右腕はここまで順調。優勝を目指すためには、若手先発陣のさらなる飛躍が必須だ。キャンプ打ち上げ後、種市、二木、小島らは一進一退を繰り返しながら試合を重ねた。その過程がシーズンでも生きそうだ。球の強さならチーム屈指の岩下がひと皮むければ、開幕から勢いをつけられる布陣になる。

長いシーズンでは、唐川や佐々木千、左腕土肥らも貴重な先発投手として期待がかかる。ドラフト1位の佐々木朗は開幕後はまず2軍で調整し、徐々に実戦に慣らしていくのがチーム方針。順調なら、夏ごろの1軍登板になりそうだ。【ロッテ担当・金子真仁】