ソフトバンクのカーター・スチュワート投手(20)が1軍デビューした。先発マウンドで初回は3四球と荒れてピンチを招いたが、2死満塁で菅野を154キロ直球で空振り三振に仕留めた。

2回以降はリズムに乗り、3回まで無安打。4回先頭のレアードにはソロ本塁打を浴びたが、大崩れすることはなかった。5回を投げ、3安打5四球で1失点と試合を作る投球だった。

投球を終えたスチュワートは「5四球を出してホームランも打たれたけど、1軍で投げられたことがうれしい。1軍相手にいい球が投げられたし、いい球を投げたときは抑えられることがわかった。1日も早く1軍でファンのみなさんの前で投げられることを楽しみにしています」と手応えを口にした。大リーグ・ドラフト1巡目指名を受けた大器がその片りんを見せる第1歩だった。