阪神の先発、新助っ人のジョー・ガンケル投手(28)が、3回2安打無失点の好投を見せた。

持ち味の低めに集める投球がさえ、ゴロアウトの山を築いた。3回は2死一、二塁と初めて得点圏に走者を背負ったが、3番オースティンから内角低めいっぱいのツーシームで見逃し三振を奪った。「(ボールを)低めに集めていくということが今日の課題にあって、それがクリアできたこと、あとは低めに投げてゴロを量産することができたし、シンカーも今日、しっかりいつも通りに動いてくれたので良かったと思います」。

前回、前々回とふがいない投球が続いていた。7日の日本ハムとのオープン戦(甲子園)では4回7失点、19日のオリックス2軍との練習試合(オセアンBS)では3回2/311安打7失点。この日の投球次第では開幕ローテーション入りもゆらぐところだったが、制球力で汚名返上の投球を披露した。