西武松坂大輔投手がオリンピック(五輪)野球に太鼓判を押した。1年程度の延期が決まった東京五輪について、選手目線で口を開いた。

「野球はあんまり影響がないのかなと思う。レギュラーシーズンを戦う中で、五輪というものを考えると思う。他の競技だと、そこにピークを持っていかないといけないけど、それとは違うから」と、00年シドニー、04年アテネと2度の五輪を戦った経験から、持論を語った。

プロ野球選手の大前提としてシーズンがある。その中で五輪という短期決戦を戦うため、1年の延長は大きな影響はないという。だからこそシーズンは大事にしたい。4月24日を目標にした開幕に「まだ24日で決まりではないと思っている。ゲームで投げながら、うまく調整していけば」とさらなる延期も想定して柔軟に対応していく。メットライフドーム開催に変更された29日の2軍練習試合ロッテ戦で先発する予定。「今から開幕のつもりでやっていたら疲れてしまう」と、焦らず調整していく。