ヤクルトは、31日に1軍と2軍それぞれが集合し4月1日以降のスケジュールを決めることになった。

中止になったイースタン・リーグの練習試合は10日以降に再開する見込み。新型コロナウイルス感染拡大防止のため活動を休止するチームもあるが、球団幹部は「練習をした方がいいのか、やらない方がいいのか。現場の意向を聞いて、話し合って決める」とした。

自主練習期間となった場合は、ポジションごとに時間帯を分けるなど、人数を限定するプランが挙がったという。球団幹部は「食事や風呂の時間もずらすなど、なるべく接触する時間を少なくするため」と意図を明かした。球団は、選手1人ずつにマスク50枚を提供、毎朝の健康チェックに嗅覚や味覚の項目も加えるなど対策を取っている。今後、都市封鎖(ロックダウン)や緊急事態宣言が出された場合についても、早急に対応を検討する。

またこの日は、神宮球場、警備会社の担当者を交えて会議が行われた。シーズン開幕に向け、密集、密接を避けるために設けられる入場制限や、サーモメーターの使用などの課題について話し合われた。