新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今春予定されていたマスターズ甲子園大阪府予選の中止が1日までに発表された。

昨年の予選では、桑田真澄氏(52=野球評論家)らを擁したPL学園が初参加で初優勝。今年も桑田氏などが参加予定で注目を集めていた。

予選の中止により、18年の大阪府予選で優勝した春日丘が、マスターズ甲子園の本大会(日程未定・甲子園)に大阪代表校として出場することが決まった。マスターズ甲子園は大会期間が2日間と少ないため、本大会は16の都道府県だけで構成される。年によっては本大会に出場できない都道府県もあり、18年は大阪代表の枠がなかったため、府予選で優勝しながらも本大会に出場できなかった春日丘が選出された。

本大会の日程は、開幕時期を検討しているプロ野球次第。日本シリーズの日程が決まれば、見通しは立つ見込みという。昨年の本大会は11月上旬に行われたが、今年は年末に行われる可能性もあるという。