阪神中田賢一投手(38)が、チーム活動再開後初めて実戦に先発し2回無安打無失点に抑えた。

初回は3番柳町に死球を与えるなどボールが乱れる場面もあったが、2死一塁では4番リチャードを外の143キロ真っすぐで見逃し三振。2回はコントロールも定まり、全て内野ゴロで3者凡退に抑えた。

前回登板はチーム活動休止前の3月21日ヤクルト戦(神宮)。先発するも4回7安打6失点と打ち込まれていた。ベテランが開幕ローテーション入りへ向けて、ここから巻き返していく。

同じくベテランの岩田稔投手(36)は2番手で3回から登板。先頭に四球を与え無死一、二塁のピンチを招くも、1番真砂を外の141キロ直球で見逃し三振。二塁走者を刺す原口の好送球もあり無失点で切り抜け、4回は危なげなく3者凡退に抑えた。