阪神ドラフト3位の左腕・及川雅貴投手(19)が実戦デビューを果たし、最速150キロを出した。投球結果は1回1安打無失点だった。

同期のドラフト1位西純の後を受け、9回にマウンドへ。躍動感あるフォームから柳町に投げ込んだ初球は、いきなり147キロを計測。続けて内角に146キロ直球を投げ込み、遊ゴロに打ち取った。続く4番リチャードの初球は148キロの直球。リチャードは手が出ず、悔しさに顔をゆがめた。そして3球目がボール球ながら150キロを計測。最後は2ボール2ストライクから、鋭く曲がる133キロスライダーで空振り三振に仕留めた。

釜元に中前打を許し盗塁を決められるも、九鬼を146キロ直球で遊ゴロに仕留めて無失点。デビュー戦ながら堂々とした投球を見せた。