プロ野球の臨時12球団代表者会議が8日、オンラインで行われ、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、全球団でPCR検査を実施する方針が決まった。

会議後の会見で斉藤惇コミッショナーは「事前のPCRの実施だけを検討した。開幕前に検査ができるように努力をする。その後、月1度の検査をする。12球団が一致した」と話した。

民間の検査機関に依頼する形で、感染の第2波、第3波が来ても全選手、監督、コーチ、スタッフの検査を実施できるめどが立った。球界のPCR検査は、巨人が実施済み。ソフトバンク、広島などがすでに予定に入れている。審判員についてはNPBで実施する。

感染者が出て試合が実施できなくなった場合などは、臨時実行委員会を開いて対応していく。陽性反応者の試合復帰への段階の踏み方や、観客を入れての試合開催などに向け、次回22日の専門家会議の内容を受け、12球団代表者会議、実行委員会、リーグ理事会などで話し合う。

▽ソフトバンク三笠取締役GM 施行細則が出ていないので詳細は分かりませんが、12球団で統一した検査を実施するというのは良いことだと思います。引き続き感染防止に努めていきます。