日本プロ野球選手会の臨時大会が15日、オンライン会議システムで行われた。記者会見には巨人炭谷銀仁朗捕手とソフトバンク松田宣浩内野手、森事務局長が出席した。
同会の炭谷会長は「選手の思いとして6月19日の開幕に向けて最大限の努力をしてくれたNPB、球団の関係者に感謝を申し上げたい。コロナは誰もが直面したことがない事態。見えない苦労があったと思う。本当にありがとうございますと言いたい」と真っ先に感謝の思いを述べた。
続けて開幕へNPB、球団サイド、選手が一丸となって19日の開幕へと進む姿勢を強調。「僕たち野球選手がファンのみさなん、全国で置かれた状況で闘っているみなさんがいる。全力でプレーすることを誓いたい」とプロ野球選手としての使命を示した。16日の事務折衝に向け「決議内容は開幕日を決定するまでに専門者会議等で選手会としてまったく関わることができなかった。残念な気持ちが選手から聞かれた。誰もが直面した非常事態で痛みを分かち合う」と胸の内を明かした。
また「選手にとっても選手生命に影響する今季のルールは選手としても譲れないものがある。試合数が短縮された中で登録日数のカウント。通常は登録日数190日ある中で、今季の出場登録日数が140日で考慮した比率での考慮をお願いしたい。明日の事務折衝で協議したい」と選手会の総意をまとめた。FA取得に関わる特例を求める一方で「選手全体で開幕を拒否するということではなく、開幕に向けて努力する」と明言。話し合いがまとまらなかった場合でも“開幕拒否”をする考えは一切ないとし、開幕後も引き続き交渉をしていくとした。【為田聡史】



