楽天浅村栄斗内野手(29)が逆転の3号3ランを含む1イニング2本の適時打で5打点を稼いだ。

3点を追う5回、ブラッシュの適時打で2点差とすると無死一、三塁から浅村が打席へ。日本ハム2番手玉井の登板直後の初球、内角高め143キロを振り抜いた。やや押し込まれ気味だったが高く上がった打球は左翼席最前段へ。フェンス際でジャンプした左翼手杉谷のグラブをかすめながらスタンドインした。

「打ったのはシュートです。チャンスで打てて良かったです」と広報を通じて淡々と振り返った後、2死満塁でもう1度打席が回ってきた。日本ハム3番手堀のスライダーを強振。右翼越えの2点適時二塁打(右翼の送球をそらした二塁手の失策の間に一走ブラッシュが生還し浅村は三塁進塁)。この回10得点と特大イニングを作った。