オリックス高卒2年目の太田椋内野手(19)が、同点の1号ソロを放った。プロ17打席目でのプロ初安打が初本塁打となった。

「いい当たりでしたが、センターを越えるくらいかなと思っていたので、必死で走っていました!(初ヒット、初本塁打について)まだ全然実感がわかないですけど、とにかくめちゃくちゃうれしいです!」

1点を追う3回1死。ソフトバンク先発のバンデンハークの投じた5球目を捉えた。打球はバックスクリーン右に着弾。笑顔でダイヤモンドをまわった。

高卒1年目だった昨季はシーズン終盤に1軍昇格し、16打席を経験するもヒットを放つことはできなかった。

この日に今季初昇格を果たし、即スタメン出場。「今、チームは負け越している状況なので、戦力になれるように頑張りたいと思います」。この日は「9番三塁」で出場し、1打席目に結果を出した。

開幕1軍を逃したが、ここまで2軍で15試合に出場。打率2割3分6厘、2本塁打、6打点の成績だった。