阪神西勇輝投手(29)が20年本拠地初勝利となる今季2勝目を挙げた。9回9安打3失点での完投勝利。阪神加入後、甲子園での完投勝ちは初めてとなった。

序盤3イニングはいずれも走者を背負ったが、要所を締め、3回に打線の2点の援護を受けた。6回に3連打を浴びて失点したが、安定感は揺るがず。最後は空振り三振で締めくくった。125球の力投だった。

2点リードで迎えた5回無死一、三塁の打席では、一塁方向にスクイズを決めた。

打線は5安打ながら効果的に得点を重ね、中日投手陣から8点を奪った。チームは5カード連続勝ち越しを決め、借金を1に減らした。