4番が復活をかける右腕を強力援護だ。阪神大山悠輔内野手(25)が、1回2死一塁の第1打席で、広島森下から先制の6号2ランを放った。

変化球を捉えた打球はバックスクリーン左へ。この時点でチーム単独トップとなる1発で、357日ぶりに1軍登板した先発藤浪を後押しした。

「打ったのはチェンジアップ。今日は同級生の(藤浪)晋太郎が投げていますし、なんとか援護したいと思っていたので、先制点を取ることができて良かったです。昨日のミスも取り返したいと思っています」

大山は前日22日の試合で1点リードの9回に同点に追いつかれてしまう一塁悪送球の失策があったが、その翌日にバットで貴重な先制点を生み出してみせた。