オリックス大城滉二内野手(27)が初回に楽天藤平から左側頭部に死球を受けて交代した。試合中に仙台市内の病院でCT検査を受け、頭部打撲と診断された。球団によると、脳振とうの症状はないという。

大城は初回無死二塁でバントの構えから死球を受けた。直後はその場にうずくまって動くことができず、担架で運ばれた。代走には山足が送られた。今季初先発だった藤平は初回7球で危険球による退場処分を受けた。

無死一、二塁となって楽天は2番手安楽が緊急登板し、オリックスは3番吉田正、4番ジョーンズが連続四球を選び、先制点を奪った。1死満塁からは宗が2点適時打を放ち、この回3点を先制した。