1軍再昇格を狙う阪神中田賢一投手(38)が、2軍降格後初先発で5回3安打無失点と好投した。

昨季まで所属していた古巣相手に初回を3者凡退。2回も同い年の4番内川を内角144キロ直球で見逃し三振、5番柳町には132キロスライダーで空振り三振を奪うなど、5回までに7三振を奪った。16日のヤクルト戦(甲子園)では3四球を与え、矢野監督から「四球がもったいなかった」と評されていたが、この日は無四球。課題の制球力も安定していた。

また、打撃不振で2軍に降格していた高山も「1番・中堅」で先発し、先制打を含む猛打賞。打率も3割台と好調を維持しており、1軍再昇格へ向けて猛アピールしている。