阪神がヤクルトに敗れ、2位浮上を逃した。1回、4番大山悠輔内野手(25)が1死一、三塁のチャンスに、ヤクルト原の変化球を遊撃への適時内野安打を放ち先制。今季初勝利を目指した先発のオネルキ・ガルシア投手(30)も、3回まで無失点で滑り出したが、4回にヤクルトの4番村上に逆転2ランを被弾。6回には2番手能見篤史投手(41)が塩見にソロ本塁打を浴びリードを広げられた。

前日、満塁本塁打2本を含む18安打20得点と爆発した打線も、先発原らに対して1回の3安打以降はわずか2安打。四球で塁上をにぎわすものの、合計4度の満塁機を逃すなど今季ワーストの13残塁で1点どまり。“猛打の後の貧打”を地でいくような結果に終わった。