広島松山竜平外野手(34)が先制適時打を放った。

1回2死走者なしから3番長野が中日先発小笠原の内角148キロに素早く体を回転させ、左翼線にはじき返した。2死二塁から続く鈴木誠は死球。一、二塁として、5番松山が外角146キロをコースに逆らわない打撃で三塁頭上をライナーで襲い、二走・長野が先制のホームを踏んだ。「積極的に打ちにいきました。いい先制点になりました」。3試合ぶりの安打と打点で試合の主導権を握った。