明大は初回に5点を奪うなど14安打して9点を奪い、初勝利を挙げた。敗れた東大は未勝利のまま4敗目、最終日を待たず最下位が決まった。

   ◇   ◇   ◇

最終戦でやっと勝利をつかんだ。初回に6安打して5点。5試合目にして初の先制点だった。公家響主将(4年=横浜)は「先制点をとろうと準備してきた。打てて良かった」。自ら放った先制の2点二塁打を喜んだ。

今季を振り返り「思うように点が取れない。バントの重要性も知った。やらなきゃいけないことが明確にわかった」。練習で、その課題をつぶしにかかる。

▽東大・井手峻監督(初回に5失点が重くのしかかり4連敗)「打線の方はなんとか対応している。残り1試合、貪欲に1勝を求めている。滑り出しをしっかりしたい」