楽天涌井秀章投手の開幕からの連勝が8で止まった。2回に藤岡、福田秀にソロを被弾。「配球は自分なりに変えてみました」という3回以降は三塁を踏ませず、7回3安打2失点でまとめた。今季10試合目で8度目のクオリティースタート(6回以上、自責3以下)も、打線の援護がなく初黒星。チームも今季2度目の4連敗となった。

三木監督は「いろんな引き出しを出してゲームをつくっていく。何とか攻撃で援護したかったですけど申し訳ないです」と謝罪の言葉を口にした。

涌井は「2本目は防げるホームランだった。もったいなかった」という。福田秀には初回にシンカーを二塁打され、本塁打はスライダーを打たれたもの。3打席目は144キロ直球でねじ伏せ、空振り三振を奪っているだけに少し悔いが残った様子だった。それでも「勝つときもあれば負けるときもある。このままズルズルいかずに次、勝てばいい」と前を向いた。