ヤクルトが今季2度目の5連敗を喫した。

一時は2本塁打で逆転したが、勝ちきれなかった。守備では今季ワーストタイの3失策があり、1回と5回の失策は失点につながった。

高津臣吾監督は「エラーだけじゃなくて、そういうミスが出ると、やはり失点に絡んでしまう。もちろんエラーをしようと思ってやる人はいない。一生懸命やった結果が、そうなったと思っている。でもミスをするには原因があるし、技術以外のところの原因もあったかもしれないし、しっかり突き詰めないといけない」と振り返った。

打線は3回に坂口の7号ソロ、4回に山崎の1号2ランで逆転に成功。DeNA先発大貫を4回でマウンドから引きずり下ろしたが、5回以降は中継ぎ陣を打ち崩せなかった。6、8回は得点圏に走者を置きながら、あと1本が出ず。

指揮官は「併殺も3つあって、結構痛かった。先発を降ろしたところまでは良かったが、でもそこで3-2で勝てるとも思っていなかった。その後どうやってつなげて、リリーフを打っていくかというところは、走者が出たけど、なかなかその先の1本が出なかった」と悔しさをにじませた。